セクションにリンク居住地
回答者の80%が関東地域(東京、埼玉、千葉、神奈川)に在住。
東京、千葉、神奈川に住んでいる回答者がプライベートでの満足度の中央値がもっとも高く、大阪、京都、兵庫に住んでいる回答者の満足度中央値がもっとも低かった。
セクションにリンク日本に移住した理由
日本で生まれたと回答したのは5%にとどまった。57%は日本企業に採用された後または勤務会社の転勤で日本に移住したと回答した。
特定の国で年齢制限があるにもかかわらず、ワーキングホリデービザで来日したと7%が回答した。
セクションにリンク在留資格(ビザ)
回答者の59%が勤務会社に関連する在留資格(エンジニアまたは高度専門職)を持っていた。
各回答者の国籍は73カ国および地域と多様だった。
回答者の81%が20歳から39歳で、年齢の中央値は33歳だった。
男性の経験年数の中央値が7年に対して女性は6年と、男性の回答者は女性の回答者に比べて経験年数が長かった。また、男性の25%に13年以上の経験があるのに対して女性は9年と短く、シニアレベルの経験年数に到達する女性が極めて少ないことが示された。
この数字は男性回答者の年収中央値が女性回答者よりも46%高い一因となっていると考えられる。しかし、経験年数を考慮してもなお、男性回答者の年収の方が高いことに変わりはなく、経験年数によって給与格差はさらに広がった。4〜6年の経験がある人では男性が女性よりも7%、7〜9年の経験者では男性のほうが31%高い年収だった。
この格差の背景にある理由は複雑ではあるが、日本のテック業界で女性が厳しい状況に直面していることは明白である。この問題において、企業としてできる対策については この記事に詳しく記載。
セクションにリンク経験年数
回答者のソフトウェア開発の経験年数中央値は7年で、6年だった2023年の調査よりも増加した。
経験年数が1〜3年の回答者の年収中央値は350万円で、2023年の570万円よりも減少しました。この下落の理由は不明。
セクションにリンクこれまでの勤務先の数
2〜3年おきに転職する回答者が多かった。転職をしたことがない回答者の経験年数の中央値は2年、転職1回の回答者の経験年数は5年、転職2回では7年だった。
セクションにリンク日本での居住年数
日本に住んでいる回答者の居住年数中央値は5年だった。
インドとロシア出身の回答者が全体の11%を占めたが、同時に日本に住んで1年未満との回答の25%を占めた。
セクションにリンク専門資格
コーディングブートキャンプ出身者は回答者全体でもっとも少なかったが、同じ経験年数で見ると学士号を持っている回答者よりも年収が高かった。
セクションにリンク英語の能力
回答者の94%が職場で英語を使うのが快適だと答えた。英語能力が高いほど年収も高いという相関関係が見られた。
セクションにリンク日本語の能力
職場で日本語を使うのが快適だと答えた回答者は40%にとどまった。
日本語能力と年収の相関関係はほとんど見られなかった。
日常会話レベルの日本語を話せる回答者の日本在住年数中央値は5年で、流暢な日本語が話せる回答者は9年だった。